2017年のDJMag100に初めて登場し、89位に輝いたAlison Wonderland(アリソン・ワンダーランド)。

2017年7月に、初来日を果たしたAlison Wonderland。今回の記事では、Alison Wonderlandのプロフィールやオススメ曲を見ていきたいと思います。

Alice through the looking glass

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Alison Wonderlandとは

Alison Wonderlandは、1986年、オーストラリア・シドニー生まれのDJ、シンガー。本名は、Alexandra Sholler。

オーストラリア出身のDJには、他にNERVOWill Sparks、Timmy Trumpetなどがいます。

幼い頃には、クラシックを音楽を習っていて、ジュニア・オーケストラでチェロ奏者を務めていました。その後、クラシック音楽とは絶縁しますが、電子チェロは現在でも弾き続けています。

でも、だんだん周囲のいうことに従うだけの毎日が嫌になり、反抗期になったそうです。「クラシック音楽だけは嫌だった、なんでもオルタナティブな音楽を探していた」と語っていて、この頃にヒップホップに触れ始めました。

飛び込んだナイトクラブで、Knifeの『Silent Shout』(2006年)を聞いて、電子音楽に目覚めました。こんなに素晴らしい曲がパソコン1台で作れる、ということに感動し、プロデューサー・DJの道を歩むようになりました。

2013年に『Get Ready』でメジャーデビューし、2015年の『Run』が大ヒット。そして、2017年、ついにDJMag100にランクインしました。

 

Alison Wonderlandのオススメ曲

Alison Wonderland自身がボーカルも務めた、『I Want U』。ヒップホップダンスの名曲です。

Alison Wonderland自身がMVに出演した『U Don’t Know』。この曲でも、自身でボーカルを務めています。

Alison Wonderlandは、ゾンビが大好き。ところで、Alison Wonderlandの音楽は聞き込んでいないとノルのがけっこう難しくて、飛び込みのライブではうまく踊れていない人(いわゆる「地蔵」)が大量発生してしまうことがあります。Alison Wonderlandは、盛り上がりそうな楽曲もチョイスしているので、彼女が悪いわけではないんですが。。。

Alison Wonderlandのファンたちの間では、彼らを「ゾンビ」と呼んでいて、ライブ映像などには「亡くなった人たちのためにライブをやったのかい?」「ウォーキングデッドのオーディションか何か?」というコメントが寄せられることもしばしば。

2017年11月に投稿した、『Happy Place』はトラップの持ち味を生かしつつ、ハードコアやハードスタイルからも学んだ一曲。ヒップホップ・トラップの大好きなファンと一緒に音楽を楽しめるライブこそ、いちばん幸せに感じられる場所、という意味が込められています。

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超サバサバした性格のAlison Wonderland

Alison Wonderlandは、いつもブカブカのTシャツかパーカーを着ています。毎回違う柄のTシャツを着た写真をインスタグラムに投稿しており、かなりオシャレ。

Alison Wonderlandは「Alice in Wonderland」(不思議の国のアリス)と似ていますし、明らかに意識しています。しかし、Alison Wonderlandは、『不思議の国のアリス』が嫌いだそう。

Alison Wonderlandと名乗るようになった後、お姉さんが本を買ってきてくれて読み始めたのですが、つまらなくて5分で諦めたと語っています。すごくつまらない話だけど、まあ名前を変えるほどではないか、と思ったとか。

Alison Wonderlandは、バスケットボールを見るのが大好きなことでも有名。自身は背が低いですが、「もしスラムダンクするなら、どうやってする?」というちょっと失礼なファンからの質問にも、マジメに答えています。

かと思ったら、「アンチ・サウンドクラウド・クラブ」というTシャツを着た写真を投稿。けっこうネチネチした性格なのでしょうか?

Once upon a time SoundCloud deleted my @justinbieber remix and clearly I don’t feel salty about it at all…

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「ジャスティン・ビーバーの楽曲のリミックスを投稿したら、サウンドクラウドに消されちゃったこと、もう気にしていないよ。。。」と書いていますし、毎週のようにサウンドクラウドにリミックスを投稿し続けているので、別に嫌いではないみたいです。

ひょっとして、永遠の反抗期?
 

Alison WonderlandはEDMが嫌い?

Alison Wonderlandが作っている音楽は、ヒップホップとトラップが混ざったスタイルで、EDMの主流であるハウスとは異なります。

Forbesのインタビューでは、「EDMが嫌い」とまで言い切っていますが、Alison Wonderlandの音楽はハウス風のリミックスもありますし、そもそもトラップってEDMの1ジャンルじゃないの?

Alison Wonderlandは、実際にはこう語っています。

「EDMという言葉は、オーストラリアではすごく商業的で、安っぽい音楽のことを指します。誰かに、あんたはEDMアーティストでしょ、と言われたら、私は否定します。」

ここに、アメリカと、ヨーロッパ・オーストラリアのEDMの考え方の違いがあります。アメリカでは、踊れる電子音楽全体を指してEDMといいますが、ヨーロッパではトランス・ダブステップ・ハードスタイルなどは含めず、ビッグルームハウスだけを指します。

日本では、電子音楽に詳しい人の間ではEDMとそれ以外を区別しますが、一般的にはトラップもトランスもEDMに含めてしまっています。国によってEDMの定義が違うことが、混乱の理由。

Alison Wonderlandは、日本でいうEDM全体を嫌っているわけではありません。しかし、常に新しい音楽を作りたいと感じている彼女にとっては、同じところで足踏みしてお金を稼ぐことばかり考えているような、ビッグルームハウスやプログレッシブハウスは我慢ならない、ということなのでしょう。

DJMag100に選ばれた時の投稿からも、Alison Wonderlandの音楽観が伝わってきます。

「こういったランキングに入れるとは思ってもいませんでした。宣伝したいわけではないけど、入れたことはとてn良いことだし、投票してくれた人にはすごく感謝しています。忘れないで。。。ホントのアーティストの価値はランキングでは分からないってこと。」

これからのAlison Wonderlandの音楽の進化に注目です!

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参照→https://en.wikipedia.org/wiki/Alison_Wonderland
https://www.famousbirthdays.com/people/alison-wonderland.html

カテゴリー: EDMアーティスト