土日の連休、楽しいですね。家族と遊んだり、1人でゲームしたり、彼氏・彼女とデートをしたり。休日出勤の方はもちろんですが、束の間の休日を楽しんでいる方も、月曜日になれば、上司に叱られたり、顧客に無理な注文をされたり、残業で終電を逃したりする、いつもの日常が帰ってきますよ!
学生でも、月曜日になれば、また学校に行って、バイトに行って、疲れて寝て、仕送りの額とバイトの給料を比べて。

そんな日常をぶち壊すことはカンタンではありませんし、軽い気持ちでオススメできるようなものではありません。しかし、せめて音楽の中だけでも、しがらみや疲れから解き放たれた気分に浸ってみませんか?

今回の記事では、音楽自体よりもMVを重視して選び、仕事や日々の鬱屈から解き放たれた様子をMVに収めた3曲をご紹介することにします。

 

Don’t Look Down

見下すな』というシンプルな題名のこの曲のMVは、家と会社を行き来し、上司にぐちぐち言われるだけの生活に我慢できなくなった男性サラリーマンが、会社を飛び出し、道端でスケートボードを買ったり、遊園地に行ったり、山に登ったりして、開放感を味わう内容となっています。全てのカメラアングルが主人公の視点になっていて、他人の目を気にしないライフスタイルをイメージさせます。

この曲には、別バージョンのMVもありますが、こちらのMVの方がメッセージ性が強いので、私は好きです。

この曲を作ったのは、1996年、EDM大国オランダ生まれのDJ・Martin Garrix。14歳の時にDJとしてのキャリアをはじめ、現在ではわずか21歳にして、世界を代表するDJの1人と言われています。MVの中で、主人公が上司に中指を突き立てるシーンでは、手がMarin Garrixのトレードマーク「」で隠されています。

ちゃんと家に帰って、日が上がってから起きて出勤できる、そんな理想的な生活でなぜ職場を飛び出す必要があるんだ、と思ってしまう方は、ぜひ有給休暇をお取りください。

 

I Could Be The One

私は特別な人間になれただろうに』という題名のこの曲の主人公は、毎朝の出勤と大量の仕事、ストレスからの肥満に嫌気がさしてしまった女性。同僚も医師も助けてくれない生活の中で、彼女の楽しみは、夢の中で南の島で自由な時間を過ごすことになっていたのでした。そんな夢を理想にしようと会社を飛び出し、バルバドスへの旅行を予約したところで、トラックにはねられるやるせなさ。トラックに書かれた「2LATE(遅すぎるよ)」が、急速に現実への視聴者を引き戻します。

この曲を作ったのは、スウェーデン出身のDJ・Aviciiとオランダ出身のNicky Romero。Nicky Romeroは『Toulouse』でよく知られていますし、SEKAI NO OWARIの人気曲『Dragon Night』の作曲も手がけています。

Red Lights

最後は、ポジティブな曲で締めましょう。

この曲の主人公は、カフェで働く女性。久しぶりに訪れた友だちと一緒に成り行きに任せてヒッチハイクし、予定が未定な生活を楽しみます。最終的には、ラスベガスの高級ダンスクラブMGM GRANDに辿り着き、DJの奏でる音楽に身を委ねる、というストーリーになっています。

この曲を作ったのは、オランダ出身で長いキャリアを築いてきたカリスマ的なDJ・Tiesto。このMVではDJ役をTiestoが自ら演じ、フロアを沸かせます。

この曲の場合は、主人公がそれほど重労働に苦しんでいるようには見えません。しかし、代わり映えのしない日常に飽き飽きしているという点では、会社員と変わるところがありませんし、毎日家を離れられない主婦の苦労とも通ずるところがあります。

 

度重なる注意喚起にもかかわらず、過労死が絶えません。自殺に追いやられる人々の気持ちを考えるとつらくなりますし、過労が積もって突然心肺が停止するなどという事態に至っては、人間の経験すべきことではないように思います。

楽曲を楽しんで疲れを癒すとともに、実際に休息をしっかりとることをオススメしたいと思います。それは、家でぐったりとすることでも、どこかに旅してみることでもいいですが。

参照:Martin Garrixプロフィール→https://www.thefamouspeople.com/profiles/martin-garrix-16195.php