有名なEDMレーベルを知っていると、新しい楽曲のチェックとか、若い才能豊かなDJを探すのに便利。ということで、前回の記事では、世界最大級のEDMレーベル、Spinnin’ Records、Ultra Music、Armada Musicについて紹介しました。

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さて、今回の記事ではそういったメジャーどころではなく、第一線で活躍し続けるDJたちが自ら立ち上げたレーベルを見ていきたいと思います(Armada MusicはArmin Van Buurenが立ち上げていますが、規模が大きいので、この記事では扱っていません)。

 

Revealed Recordings / オランダ

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Revealedは、世界的な人気を誇り、2013年・2014年にDJMag100でトップを獲得した、Hardwell(ハードウェル)によって立ち上げられました。本社は、ハードウェルの生まれ故郷、オランダのブレダ。ソニー・ミュージックの子会社になっています。

ハードウェル個人の楽曲を配信するレーベルでしたが、現在ではAfrojackやKSHMRなど、ビッグルーム、プログレッシブ、エレクトロのハウスミュージックを広く配信しています。

RevealedメインでリリースしているDJとしては、Hardwell以外にDannicがいます。Revealedのロゴがカッコいいので、EDMファンの間ではRevealedのグッズが人気らしい。

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Protocol Recordings / オランダ

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Protocol Recordingsは、2012年にSpinnin’ Recordsを離れたNicky Romero(ニッキー・ロメロ)が創設したレーベル。ニッキー・ロメロは、SEKAI NO OWARIの『Dragon Night』(ドラゲナイ)の音楽を担当したことで、知られていますね。

Protocolの特徴は、ニッキー・ロメロが運営に深くコミットしていること。ニッキー・ロメロは、自身のPodcastの名前も、「Protocol Radio」に変えるほど、このレーベルに入れ込んでいて、Florian Picasso、Deniz Koyu、John Christianなどの若手DJをどんどん加えています。

Protocolと契約したDJは、ニッキー・ロメロのファミリーとして手厚いサポートを受けられる、という点で、リリースするだけの他のレーベルとは一線を画しています。

ただ、レコードの運営に打ち込みすぎて、ニッキー・ロメロの楽曲リリースが減っているのが心配なところ。

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Musical Freedom / オランダ

アテネ五輪のオープニングセレモニーでDJしたこともあるTiesto(ティエスト)が、2009年に立ち上げたレーベル。ティエストもハードウェルと同じく、ブレダ出身なので、こちらも本社はブレダにあります。

ティエストは1997年に、Black Hole Recordingsを立ち上げていたのですが、2009年に脱退し、新しくMusical Freedomを始めました。

ティエストはクラブ・ミュージック界のボスと言われ、高い才能と強い影響力を持っています。Musical Freedomは、DJを専属させるスタイルではなく、有能な若手を世の中に紹介する役目が強く、Dzeko&Torres、マイク・ウィリアムズなど、Musical Freedomから楽曲を出したDJは、多くがSpinnin’との契約に漕ぎ着けています。

関連記事:ベテランDJ・Tiestoは、EDM時代に何を思うのか?

 

Wall Recordings / オランダ

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Wall Recordingsは、日本でも人気のあるAfrojack(アフロジャック)が手がけるレーベル。2016年までは、Spinnin’のサブレーベルとして活動していましたが、現在では熱心に若手DJの楽曲をリリースしています。

アフロジャックは、LDH(EXILEの事務所)のヨーロッパ支社長でもあり、Wall Recordingsからリリースされる楽曲はそれほど多くはありません。しかし、アフロジャック自らが加わっている楽曲が多いので、完成度は高いのではないか、と思います。

関連記事:EXILEと仲良し!EXILEに楽曲提供するDJ、Afrojack

 

STMPD RCRDS / オランダ

Tomorrow 🙌 @iamlione_

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2015年末にSpinnin’を脱退したMartin Garrix(マーティン・ギャリックス)が立ち上げたレーベル。こちらも、ソニー・ミュージック傘下。マーティン・ギャリックスの父親が切手コレクターを仕事にしていることから、この名前に決めたのだそう。

マーティン・ギャリックスの楽曲をリリースすると共に、他のDJがリミックスしたバージョンもSTMPDから公開しています。所属しているDJとしては、マーティン・ギャリックスの別名義といわれているAREA21がいちばん有名。

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オランダのDJのレーベルばかりになってしまいましたが、これもオランダでEDM、クラブ・ミュージックが超大人気だから。

ただ稼ぎたいだけなら、Spinnin’からリリースするのがいちばんです。宣伝力がケタ違いなので、何千万再生も夢ではありません。

しかし、会社の方針にとらわれず自由な音楽活動をしたいと思うDJ、あるいはSpinnin’からメインに楽曲をリリースしつつも、しがらみから離れた自由な音楽を時には出してみたいと思うDJが、個人のDJのレーベルに集まっています。

また、大企業であるSpinnin’と契約する前に、実績を残すためにこれらのレーベルからリリースすることもよくあります。ぜひ一度、のぞいてみてください!

参照→https://en.wikipedia.org/wiki/Revealed_Recordings https://en.wikipedia.org/wiki/Nicky_Romero#Protocol_Recordings https://en.wikipedia.org/wiki/Musical_Freedom https://en.wikipedia.org/wiki/Afrojack https://en.wikipedia.org/wiki/STMPD_RCRDS



カテゴリー: EDM