このサイトを見てくれている方の中には、自分もK-POPアイドルになりたい!と思っている人がいるかも。

今回は、そんな「日本人がK-POPでデビューするには」というテーマで書いていきたいと思います。
 

どうやってアイドルとしてデビューするの?

K-POPアイドルになるには、とても厳しい壁があります。

日本の場合、オーディションの倍率は高いとはいえ、一度の選考で合格できる場合がほとんど。AKBなどのように研修生制度のあるグループでも、オーディションに合格した時点で、ファンの前でダンスを披露するチャンスが与えられることになります。

この点で、韓国の仕組みは異なります。

まず、プロダクションに所属するためのオーディションに出場した後、3年程度、プロダクションの持っているスタジオでトレーニング。さらに、テレビ番組で世界中に公開される中で、厳しい選考に勝ち抜いた人だけが、ユニットの一員として世界中で活躍できるのです。

最初のプロダクションに認めてもらう選考のレベルが、そもそも高いのですが、さらにその後に厳しいレッスンが控えているのが特徴。

しかも、その後に行われる、ユニットに所属するためのオーディションで、落とされてしまう可能性もあります。落とされても、他のプロダクションから声をかけてもらい、デビューするチャンスは大いにありますが、自分が納得できるレベルのユニットに所属できないこともありえます。

そうなった場合、とてもレベルの高いレッスンを受けることができるとはいえ、青春の3年間をダンスの練習だけで過ごしてしまっただけ、ということになりかねません。特に、日本人の場合、かなりの覚悟を持っていないとチャレンジできません。

逆に言うと、現在、実際にK-POPユニットで活躍している日本人メンバーは、そういった決意とたゆまぬ努力を続けた、「スゴイ人たち」ということになりますね。
 

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TWICEの日本人メンバーはどうやってアイドルになったの?

まず、日本人でもK-POPアイドルになれるのか、といえば、当然ですが、なれます。

有名どころで言えば、9人組のガールズユニットTWICEは、モモ・サナ・ミナの3人が日本人です。

3人がデビューしたきっかけを見てみましょう。

まず、モモ。ダンスしているビデオをJYPに送ってスカウトを受けた後、2012年4月に、JYPのオーディションに合格。

さらに、TWICE結成のきっかけとなったオーディション番組『SIXTEEN』に出場し、不合格だったのですが、JYPのオーナーに関心を持ってもらっていたので、TWICEのメンバーになることができたのだそうです。

サナは、友達と買い物をしていた時にスカウトされたのだそう。モモと同じく、2012年4月のオーディションに合格しました。

ミナは、もともと少女時代のダンスをコピーするなどK-POPに関心を持っていて、しかもK-POPを専門に教えているスタジオに通っていたこともあるようです。

なんと、そのスタジオが、2018年1月のNHK「クローズアップ現代」でも紹介されていました!大阪にある「URAIZAP」というスタジオで、KARAや2PMのダンス指導をやっていたこともある、優れた講師陣が教えています。

ダンス講師が教えている様子が取り上げられていますが、その言葉はかなり厳しいです。生徒たちは「しんどい」と語っていますが、実際にデビューを果たした憧れの先輩がいること、韓国の事務所からスカウトされるチャンスがあること、を励みに取り組んでいるようです。

NHKの番組でこれだけ深く、K-POPを目指す日本人を取り上げているのは意外ですね!TWICEをプロデュースしているJYPエンターテインメントの社長は、なぜ日本からメンバーを採用しているのか、日本でヒットするため・バズるためにどんな工夫をしているのか、日本のアイドルとは何が違うのか、いろいろな情報が載っているので、ぜひ、下のリンクから公式HPをチェックしてみてください!

NHK「クローズアップ現代」公式サイト→https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4093/

他に、K-POPユニットで活躍する日本人といえば、NCTのユウタがいます。TWICEの3人もユウタも、関西出身なのが共通点です。




 

日本人がK-POPにチャレンジできる場所とは!

それでは、今、日本人がK-POPで活躍したいと思った時、どうしたらいいのでしょうか。

1つは、スカウトされることです。街中でスカウトされるのを待っていてもいいですが、モモのようにビデオを送ると、より強く関心を持ってもらえそうですね。

他には、少し前に話題になったのが、韓国オーディションツアーというようなものもありました。これは、韓国のプロダクションでトレーニングを数日間受け、その後、オーディションを受けて帰国する、というツアーパックです。

その番組で見た情報では、参加費が30万円ほどしたのですが、実際に選んでもらうのはなかなか難しいようです。

ところが、もう少しお金をかけずに、デビューできそうな場所があります。それが、プロダクションが世界中で行っているオーディション。

例えば、少女時代などの大御所ユニットを輩出してきたSMエンターテインメントが行っている、SM GLOBAL AUDITION。
 

北朝鮮の指導者キム・ジョンウン氏の前でパフォーマンスして話題となった、Red Velvet(レッド・ベルベット)もSMのオーディションを通じて結成されたユニット。
 

NCT 127のユウタも、SM GLOBAL AUDITIONを通過しています。

先ほどご紹介したように、韓国で活躍する日本人は、関西に寄っていましたが、今年2018年のオーディションは全国各地で行われるようです。

3月の回は終了してしまったのですが、10月には札幌や広島でも行われるようなので、K-POPから世界を目指したい方はぜひ!

関連記事:今最もアツい!?日本語の曲も出しているRed Velvet(レッド・ベルベット)について知りたいなら、クリック!  

なぜK-POPは外国人メンバーを積極的にスカウトするのか

日本のアイドルユニットには、外国人のメンバーがとても少ないので、世界中からスカウトしようとする韓国とは違って見えますよね。

日本でも、もっと多様性を重視して、積極的に海外からメンバーを入れても良いと思います。また、日本人や中国人のメンバーを入れることで、より海外のファンを増やしていけるという強みがあるので、K-POP業界の方が商売上手だとも言えます。

そして、何より優れた才能を持っている人を国籍に関係なく採用すれば、必然的に音楽やダンスのレベルの高い人が集まります。例えば、韓国の人口は5,000万人くらいですが、海外でオーディションをすれば、日本・中国沿海部などからも採用できるため、何億人という人の中から、選ぶことができるのです。

それに加えて、韓国人でアイドルを目指している人は、海外出身のK-POPファンとも争わなければならないため、さらにダンスを上手にこなさなければならなくなります。この相乗効果で、どんどんK-POPのレベルが上がっていくことになります。

さらに、日本と韓国の音楽文化、発展の仕方にも歴史的な違いがあります。

K-POPを支えてきたのは、実は「在米同胞」と言われる韓国系アメリカ人の人々でした。戦前・戦後に様々な理由でアメリカに渡った人々が、アメリカでスカウトを受けて、韓国で活躍しています。

このように、韓国にアイデンティティを持ち続けている同胞が海外にたくさんいることが、アイドルの中に外国人がいることに対しての違和感を無くし、K-POPをより海外に開かれたものにしたのではないでしょうか。

日本の場合、海外に暮らす日系人との関わりが薄いこと、日本のアイドル文化が韓国よりもかなり早く始まったことが、グローバル化を妨げている理由なのかもしれません。

参照→http://kprofiles.com/twice-members-profile/
http://kprofiles.com/nct-members-profile/
https://smtown.jp/news/2630/



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