夏って時々憂鬱な気分になりませんか? そんな時に聴いてほしいのが『Summertime Sadness』です。

『Summertime Sadness』って、どっかで聞いたことがあるかも? という方は、もしかしたら『#SELFIE』かも。

今では、世界最強のDJと言われるThe Chainsmokers(チェーンスモーカーズ)の名曲『#SELFIE』には、「夏でもないのに、DJはなんで『Summertime Sadness』を流してんのよ!」という歌詞が登場。

でも、実際の『Summertime Sadness』はかなり名曲! ということで、今回は、この『Summertime Sadness』を歌っているシンガー・Lana Del Rey(ラナ・デル・レイ)について紹介していきます!

ラナ・デル・レイのInstagramには、物憂げなセルフィーがいっぱい。

 

ラナ・デル・レイはNY郊外出身

ラナ・デル・レイは、本名:リジー・グラント。1985年、アメリカ・ニューヨーク州生まれ。とは言うものの、タイムズ・スクエア、ウォール・ストリートからは縁遠い、自然豊かな環境で育ったようです。

15歳の時に、寄宿舎に入りましたが、馴染めずに18歳の時、NYに入り、都会の空気を楽しみました。音楽に目覚めたのは、18歳か19歳の時。ブルックリンのクラブで弾き語りをしたのがきっかけだったそうです。

Video Games』がヒットして有名になり、現在まで、世界最大の音楽フェス・コーチェラに出演するなど、活躍を続けています。

ラナ・デル・レイのオススメ曲

やっぱり、憂鬱な気分になりたいなら、『Summertime Sadness』。ゆったりとした音楽の中で、ちょっと粘り気のあるラナ・デル・レイの声が頭に響いてきます。

 

クラブでの定番曲となった『Summertime Sadness』。火付け役となったのは、Spinnin’ Recordsから配信されたCedricのリミックスでした。この一曲を皮切りに、数え切れないほどのリミックスが作られています。

 

デビューソングといえる『Video Games』では、自分よりもゲームに夢中な男に惚れた、女の子の話。振り向いてくれなくても待ち続ける、というちょっとダークな歌詞が、ゴダールを思わせる古めいた映像の中で、怪しく揺れています。

 

ラナ・デル・レイの歌とMVは、どことなく「死」を連想させます。この『Blue Jeans』で「ジェームズ・ディーン」に似ていると言われている男も、生きているのかどうかすら分からない存在。プールに飛び込むと、深海が広がっている。

 

教会の椅子に座って、「私たちは死ぬために生まれたの」と歌う『BORN TO DIE』。「教会」は、生と死の「境界」なのかも。

 

ラナ・デル・レイの歌唱力の高さが分かるのが、『Young and Beautiful』。弦楽器の伴奏の中で、「若く、美しくなくなっても私を愛していてくれる?」と歌っています。

この曲は、レオナルド・ディカプリオ主演の映画『華麗なるギャッツビー』で使用されました。フィッツジェラルドが20年代に書いた、繁栄と没落の物語が原作になっている映画です。

ディカプリオが主演なら緊張感ないじゃないか、と思ってしまいがちなのですが、そうでもない。映画の方もぜひチェックしてみてください。

これだけは聴いて欲しい。『Ride』は、前半と最後がナレーション、歌が挟まれた10分のMVになっています。ちょっと気だるげ、行きずりの男と共に暮らす、ちょっとレトロな映像。涙声、バイク、ボードゲーム、タバコ。

 

@yourgirlchuck

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ラナ・デル・レイは、ヘビースモーカーとしても有名で、コーチェラのステージの上でもタバコを手放さない人でした(最近では、さすがにやめたか、本数を減らしていると言われています)。恋と破局のうわさも尽きません。

ラナ・デル・レイ自身が、自分が作り上げてきた世界観を体現しているのではないか、と思えてきますね。

 

ラナ・デル・レイの最新曲!

今年2017年、『Love』『Lust For Life』の2曲で、健在であることをアピールしたラナ・デル・レイ。

 

9月には、『White Mustang』(白いマスタング・ギター)を公開。美しい声と、ラッパの曇った力強い音が耳に残ります。

MVで描かれるのは、NY近くの邸宅で繰り広げられる、ちょっと歪んだ恋愛模様。でも、歪んでるかどうかなんて誰が決めるんだ、という疑問を投げられた気分にもなります。

ちょっと憂鬱な時、憂鬱になりたい時に、ぜひラナ・デル・レイをチェックしてみてください! 本当に精神的に参っている人は。。。気をつけて。。。

参照→http://www.universal-music.co.jp/lana-del-rey/biography/
http://www.vogue.co.uk/article/lana-del-rey