世界的に有名なDJを100ピックアップするDJ Mag100。 最新の音楽トレンドをチェックするなら、絶対に外せないランキングです。

しかし、そこにランクインしていなくても、素晴らしい才能を持ったDJが数多くいるのも事実。

今回は、そんな、ちょっとマニアックなDJ2人組・SICK INDIVIDUALSを取り上げ、詳しくご紹介していきたいと思います。

With the one and only @hardwell !! ☺️ @ultraeurope

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Hardwellを囲んだ、SICK INDIVIDUALSの2人。

 

またしても、オランダ

EDM大国とは、言うまでもなくオランダのこと。このSICK INDIVIDUALSも、オランダのユニットです。

メンバーは、Joep Smeeleと、Rinze Hofstee。2人は2008年、音楽を学んでいた時に出会いました。

当時、すでに2人はコマーシャル用の音楽を手がけたこともある経験豊富なアーティストでしたが、ダフトパンクやSwedish House Mafiaのような化学反応を求めて、ユニットを結成。

Flo Rida、Nicky Romeroなどの楽曲をリミックスして実績を積み、Dannic、AxwellなどのDJたちとコラボレーションしています

自分たちのPodcast 『THIS IS SICK』( https://itunes.apple.com/jp/podcast/sick-individuals-this-is-sick-official-podcast/id697760528?mt=2 )を持っていて、2週間に一度、ピックアップした音楽を届けてくれます。

SICK INDIVUALSは、疑いなく、現在のエレクトロ・ダンスミュージックシーンで最も有望な、若い才能を持ったアーティストの1つです。 (と、SICK INDIVIDUALSのサイトには書いてあります笑)

 

実際、SICK INDIVIDUALSの才能はかなりのもの

Lost & Found』は、静かなピアノの曲の上に少しずつ電子音が重なり、全体として重量感のある曲に仕上がっています。バウンスのような躍動感を感じますが、ジャンルにとらわれない、広く開かれた音楽を作り上げています。

 

Into The Light』は、重厚なメロディーとノイズが同居した、美しい曲。 MVのストーリーもおもしろく、社会に潜在する問題(貧困、人種間の格差、同性愛)に鋭い視点を向けたものとなっています。

 

Made For This』も、『Lost & Found』のようなピアノの音楽に電子音を重ねていき、弾むような音楽に仕上げています。

この独特のスタイルがSICK INDIVIDUALSの魅力です。上にあげた3曲は、『THIS IS SICK』のオープニングに巧みにミックスされて使われているくらい、よく似ています。

 

Swedish House Mafiaの元メンバー・Axwellとコラボレーションした曲、『I AM』でもSICK INDIVIDUALSのスタイルが貫かれています。

ただ、同じような曲だと退屈に感じてしまう人もいるかもしれません。

 

よりフロアを沸かせそうなスタイルに挑戦したのが、『Focus』。Ummet Ozcanの『Raise Your Hands』にちょっと似ている、盛り上がりをうまく生み出している曲です。

 

でも、『Focus』は冒険しすぎかも。SICK INDIVIDUALSらしさを出しながら、超盛り上がる曲が『Lights Of Neon』。

MVの下に添えられている説明、『私たちは、オランダのダンスシーンの、新しい波を代表する存在になろうとしている」という言葉からは、SICK INDIVISUALSの強い自信を感じます。

 

SICK INDIVIDUALSと日本の交流

昨年には、トヨタ・レクサスとSICK INDIVIDUALSの楽曲『Unstoppable』とのタイアップが実現。パリピを動員した割には、5,000回くらいしか再生されてないんですが、マーケティング的にそれでいいんですかね。。。

 

日本を代表するアイドルグループの1つ・E-girlsの『Diamond Only』。ベストアルバム『E.G.SMILE -E-girls BEST-』には、この曲をSICK INDIVIDUALSがリミックスしたバージョンが収められています。

http://recochoku.jp/song/S1002849212/
力強いサウンドと、E-girlsの声がうまくマッチしているので、ぜひ聴いてみてください。