AKBのビジネスモデルが、多く揺れています。

ここ数年の総選挙では、票の増加が頭打ち状態。さらに恋愛禁止ルールの形骸化が重なり、さらに今年2019年は、NGTの大炎上で幕をあけました。

性暴力の被害者が、なぜか謝罪をさせられるという、謎の事態。実行犯が不起訴、犯行に手を貸していたとされるメンバーにも何の処分も下されない。

世界中で、セクハラや女性差別に反対する機運が高まっている中で、あまりにも時代遅れの状況が生まれています。支配人をはじめとした運営側にも、強い批判が寄せられています。

1人のアイドルファンとしての感想は、「日本のアイドル業界、やっぱりクソだな」なのですが、韓国芸能ブログをやっている以上、ここから韓国アイドルとの比較、そしてそこから学べることの考察をやってみたいと思います。

NGT48は、新潟を拠点に活躍している。記事の内容とはあまり関係ありません。
 

韓国アイドルが炎上することは「ある」

まず、今回の「山口真帆暴行事件」の背景には、グループ内でのメンバー同士の対立があった、とされています。

では、韓国のアイドルはみんな仲良し、いじめや対立はないのかというと、「あります」。この点については、過度に韓国を高く評価する必要はありません。
 

 

私が大好きだったガールズグループ「T-ARA」は、グループ内でいじめがあったのかどうかをめぐってメンバーが論争、活動休止に追い込まれています。

安室奈美恵さんとコラボしたこともある、K-POPのカリスマガールズグループ、「AFTERSCHOOL」でもメンバー内の対立・いじめがあったことが明らかになっています。

基本的に、韓国のガールズグループは共同生活をしているので、中で派閥ができたり、ケンカ・いじめが起きるのは無理もないことです。決して良いと言っているわけではないですが。

メンバー内のいじめ以外で炎上した案件としては、BLACKPINKジェニが中学生時代にいじめをしていたとされる問題、日本国内ではBTSや東方神起の炎上も記憶に新しいところです。

しかし、今回のNGTの事件は、これらK-POPで起こった炎上事件とは、もちろん一線を画しています。

世界中で「#MeToo」が話題です。上の投稿では、性暴力を女性の服装のせいにしてはいけないことがアピールされています。
 

男性ファンが女性アイドルを襲う卑劣な手口

今回の事件の特徴は、男性が女性を力でねじ伏せる、女性差別的な犯行だったということです。アイドル同士の派閥対立、つかみ合いや無視などといったものとは、決定的に違います。

海外を引き合いに出すのは好きではないですが、アメリカやヨーロッパでは「#MeToo」が盛り上がっています。海外では身体を触られた、性差別的な発言を受けた、といったことが大炎上している最中に、これほどの大事件を隠し通せると考えたNGT運営の考えの浅さ、センスのなさがファンの批判を呼んでいます。

さらに、事件について詳しく説明しないのも問題です。なぜ、こんな犯行を起こした男を野放しにしたのか、起訴しなかったのか。

起訴は、原因を明らかにする上でも大切です。不起訴にする必要が理解できません。

また、いずれかのメンバーが関与したことがほぼ明らかなのにも関わらず、その情報を明らかにしない、処分を下さないのもおかしいです。夜道で知らない男に、他のメンバーの帰宅時間を聞かれて、何の悪気もなく答えたのだとしたら、そちらの方がむしろ心配です。

さて、韓国のアイドル業界では、このような最低な事件は起こったことがあるでしょうか。韓国の事務所の特徴と、NGT運営がこれからどうするべきなのか、考えていきます。