なぜここまで取り上げられないのか

このように、個人的には解散には反対しているが、疑惑についてはもっと大きく報じられて良いと思っている。

多くの人を巻き込み、大きなお金を動かしてきたイベント、そして多くのファンは獲得してきたガールズグループ。その闇にあえて踏み込むことによって、芸能界全体の健全化に繋がるはずだ。

しかも、AKBグループはPRODUCE 48に大きな投資をしている。やや存在感が弱まりつつあるとはいえ、AKBが日本で最強のアイドルグループであることには疑いがない。

そのメンバーが長い期間、韓国でテレビ番組の収録に集中した。そして結果的には、3人の将来が期待されるメンバーを2年半貸し出す形になった。これを論じないでは、芸能記者の名がすたる。

しかし、現状ではむしろ報道が不足している状態だ。K-POPに注目している専門ネットメディアの記事なら多くヒットするが、大手のネットメディア、あるいは紙媒体を持つメディアの口は重い。

この雰囲気には、何か忖度に近いものを感じざるを得ない。Mnetの疑惑を報じたら、K-POPに今後も関わることが難しいと考えているメディアもあるのではないか。

あるいは、この空気感を生かして、一気に韓国芸能界の存在感を薄めようとする日本メディアもいるかもしれない。

2012年に嫌韓デモが起こった時、主要メディアは流れに飲まれて、同じように嫌韓を垂れ流したわけではなかった。むしろ何も報じないことによって、韓国についての報道から手を引いたのだった。

同じような方向に進んでいるのではないか。絶えず自己検証する必要がある。
 



 

日本主導でのIZ*ONE再編成に期待!

メンバー個人には罪はない。とはいえ、何もなしで「はい、再開!」ともいかないだろう。事実上の活動休止には、それなりの理由もあるからだ。

最近改善の兆しがあるとはいえ、まだ日韓関係が厳しい中、この事態もあってWiz*One(IZ*ONEのファン)はかなり減ることが予想される。また、そもそも所属事務所CJ ENMに対する不信感が強すぎて、今の体制のままでの活動再開は許容されないだろう。

そこで、個人的な提案がある。それは、日本のAKSが主導してIZ*ONEを日本に迎え、現在の12人のメンバーを残しつつ、活動を継続させることだ。

もともとPRODUCE 48は、マンネリ化した日本のアイドル文化に、新しい韓国の刺激を取り入れるべく始まった。しかし、今その試みは危機に瀕しており、AKBはむしろ巻き込まれ事故の状態だ。

AKB屈指の人気を誇る宮脇咲良を韓国で送ったことで、かなりのリスクと損失を負ったのは間違いない。だから、ここでは強く出て、IZ*ONEをまるごと日本に受け入れて欲しいと思う。

もちろんK-POPグループが、急に日本色を強めてしまうことに違和感を覚え、ファンを辞めてしまう人も出るかもしれない。しかし、日本人が参加しているK-POPグループはたくさんあるし、これからもさらに増えていくだろう。

ここはまず、IZ*ONE12人の幸せを考えてはどうだろうか。もし解散してしまえば、AKB出身の3人は特に問題なくても、韓国出身の9人はプロフィールに大きな傷を負ってしまう。