バリバリな感じの、攻撃的でユニークな電子音楽。 それを楽しみたいなら、Skrillex(スクリレックス)を聴くしかない!
現代EDMとはちょっと違った、かなり刺激的なミュージックを繰り出す、アメリカの伝説的DJ・Skrillexについて紹介していきます。
ダブステップエレクトロの名手Skrillexのプロフィール
Skrillexの本名は、Sonny John Moore (ソニー・ジョン・ムーア)。 1988年LAに生まれ、From First To Lastというハードコアバンドに参加。
この時、まだ10代。凄まじいパワーに圧倒されますが、のちに脱退。 エレクトロに転じ、2010年にEP『Scary Monsters And Nice Spirits』をリリース。ビートポートで上位に食い込み、話題を呼びました。
3rdアルバム『Bangarang』はさらなるヒットを記録。 その名を不動のものとしました。
渋谷に突然登場するなど、日本に親近感を持っていることでも知られています。。。EDMがそんなに流行っていないのに、DJたちみんな日本好きだな。。。
Skrillexのオススメ曲
メジャーデビュー作の『Scary Monsters And Nice Spirits』。どぎついダブステップと、美しいメロディーが交互に現れるカッコいい一曲。
『Bangarang』のMVでは、アイス売りの車から泥棒しようとする悪ガキ達が登場。さすがにアイス売っているおじさん、かわいそう。
『Kyoto』は、文字通り「京都」をイメージした作品。Bangarangのボーカルも務めているSirahが、『Kyoto』でも歌っているのですが、ちょっと舞妓さんを誤解しているかも。 そんな誤解も含めて、Skrillexだとは思うのですが。
この『Rock n Roll』は、攻撃的なベースが特徴的。MVからは、Skrillexの日常を感じられそう。買い物して、ライブして、タバコ吸って、プールで遊ぶ。 でも、どんな時でも、どんな音楽を作ろうかと頭を悩ましていることでしょう。
最後に残された言葉が、印象的です。「ここにはノイズを作れるテクニシャンはいるけど、ミュージシャンなんていない。だって、誰もギターを弾けないんだから」
他のDJたちと一緒に音楽を作ることの少ないSkrillexですが、ちゃんと交流はある模様。 アメリカ最強のハウスDJ・Steve Aoki(スティーブ・アオキ)と一緒に写真に写っています。
『Rock n Roll』にも登場するし、仲がいいのかもしれません。
Skrillexの最近は
しかし、最近のトレンドは穏やかなハウス。Skrillexも自分の持ち味のノイズを残しながら、トレンドに合わせて自分のスタイルを少しずつ変えています。
ジャスティン・ビーバーともコラボしたことのあるシンガー・Poo Bearを迎え、心静かに聴けるような『Would You Ever』をリリース。
最近では、一度脱退したFrom First To Lastに参加し、ハードコアを極めています。ダンスミュージックが変革を迫られている今、Skrillexも自分のルーツを大事にし、新しいスタイルを作り出しているのかもしれません。
参照→https://wmg.jp/artist/skrillex/profile.html