韓国ヒップホップサバイバル番組「Show Me The Money6」に出場した、無名の新人ラッパー。その少年こそが一気にスターの道へ昇り、現在では韓国音楽シーンで人気を集める存在へと成長したウ・ウォンジェです。

大学生でまだまだ幼い風貌ながらも、彼の綴る歌詞は大人顔負けにストレートでシビア。それでいて、まっすぐで嘘のない正直な心が、ラップの歌詞として音楽と混ざり合っていきます。そんな彼の独自な音楽性が、韓国の若者から大人気。

今回は、そんなウ・ウォンジェの魅力についてご紹介いたします。(筆者:あーちゃん)
 

ウ・ウォンジェ プロフィール

 


 

本名:우원재(ウ・ウォンジェ、Woo WanJae)
生年月日:1996年12月23日
身長:171cm
出身:慶尚北道慶州市
学歴:弘益大学土木工学科 休学中
血液型:B型
所属レーベル:AOMG

 
Jay Parkが代表を務める音楽レーベルAOMGに2017年に合流した大型新人、それがウ・ウォンジェでした。

彗星の如く現れた彼は、「Show Me The Money 6」の出演を機に一気に韓国ヒップホップスターの仲間入りを果たしました。当時まだ、ソウルの大学生だったウォンジェは、幼顔ながらも芯の通ったスタイルで、番組放送当初から注目の的でした。現在では、AOMGの人気アーティストとして、韓国のCMや広告等のメディアに多数出演しながら活躍しています。
 




 

「Show me the money 6」が生んだ奇跡の新人ラッパー

2017年に放送された「Show Me The Money」には、プロデューサー陣にDynamic Duo、Dok2、Jay park、タイガーJKやZIOといった豪華アーティストが揃いました。また、参加ラッパーにはリズムパワーやNucksal、Junoflo、Hanhae、Double Kといった実力・人気ともに兼ね備えたベテラン勢が登場したことでも話題になりました。

そのため、番組放送当初から優勝候補は決まっており、実力の高いラッパー達のバトルになると多くの視聴者は予想していたところに、突如現れた異色の新人がウ・ウォンジェでした。
 

 
1次審査は、プロデューサーが参加ラッパーの前に向かい合って、彼らのラップを聴いて合否を判断するもの。ウォンジェの審査を担当したのは、韓国のレジェンド級ラッパー・タイガーJKでした。

多くの参加者がタイガーJKを目の前にすると、緊張して歌詞を間違えたり、終始目を泳がせながら力のないラップを披露するなど怖気付いてしまっていたところ、ウォンジェはしっかりとタイガーJKの目を見ながら堂々としたラップを披露しました。独特なフロウのラップに、暗く重たい歌詞が彼の雰囲気を一層とダークにさせ、小さい体ながらもオーラがこの時から既にウォンジェのスタイルだったように感じます。

この1次審査がきっかけで、後にタイガーJKとBizzyのチーム入りを果たします。チームに選ばれる際も、タイガーJKから言葉をかけてもらい、この時から既に注目の的でした。

ウォンジェのラップスキル自体は、ラップ歴の浅さからか参加者の中で特段に上手いわけではありませんでした。しかしながら、彼の持つ唯一無二の独特なオーラに、センス溢れるリリック、メッセージ性の高いラップ全てが視聴者を釘付けにしました。
 

 
無名の新人ながらも本選を通過した彼は、ステージコンセプトから全て自分がやりたいと言って、アーティスト性の高い一面を垣間見せていました。彼のステージは、本人の魅力が十二分に発揮できるような迫力あるパフォーマンスで、観客は初めて見るウ・ウォンジェという存在から目が離せない状態のようです。
 

 
ウォンジェは、惜しくもセミファイナルで敗れてしまいますが、後にファイナルまで通過した場合のために用意していた『시차(We Are)』をネットに公開しました。この曲のフューチャリングにはなんとAOMGの看板アーティストであるLOCO、そしてGRAYが参加しました。

それまでのウォンジェのダークな楽曲から一変、明るく前向きな志向の歌詞とポップなメロディが耳をくすぐる楽曲に、多くの視聴者が驚きを隠せずにいたように感じます。

ウォンジェはこの曲の披露と共に正式にAOMGに加入することを表明しました。番組内で、うつ病であることを口に出したり、目に光のない暗いオーラを放っていたウォンジェが、ポップで明るく上昇志向のソングがイメージの強いAOMGに加入することに対して、これを知ったファン達は驚きを隠せずにいたようですが、AOMGへの加入後に番組で見せたネガティブで卑屈な雰囲気が少しずつ消えていき、AOMGの雰囲気と波長を合わせていきました。
 

 
AOMGに加入して、本格的にアーティストの仲間入りを果たしたウォンジェがリリースしたアルバム「af」のタイトル曲である『a fence』は、ワードチョイスやストレートな歌詞は変わらずも、ウォンジェの強い意志が感じられる曲です。

明るく前向きというと少し違うかもしれませんが、彼の現実的でリアルな思考と、それに対する強い心の持ち方がAOMGのスタイルともマッチし、ウ・ウォンジェというラッパーの真骨頂が発揮されたように思います。
 




 

人気アーティストと共演するウ・ウォンジェ、彼の代表曲はこれ!

향수 (Nostalgia)
 

 
韓国ドラマ「슬기로운 감빵생활(刑務所のルールブック)」のOSTとして公開したこの曲は、ウォンジェのダークな雰囲気とドラマのコンセプトがマッチしており、ドラマ放送後も話題になった曲です。印象的なピアノに合わせたウォンジェの迷いのないラップが魅力的な楽曲です。
 

호불호(Taste) Feat,GIRIBOY
 

 
2019年の3月に公開されたウォンジェのシングル曲『호불호(Taste)』は、人気プロデューサーであり、ラッパーでもあるGIRIBOYがフューチャリング参加した楽曲です。若者から人気絶大のjust musicのGIRIBOYとウォンジェのコラボに、多くの韓国ヒップホップファンは歓喜の声を上げました。

ウォンジェが淡々と嫌いなことを呟く反面、好きなことを述べていくGIRIBOYの相反する掛け合いが魅力的なソングです。
 

Balance/로꼬X우원재
 

 
Locoとコラボした『Balance』は、タイトル通り、2人の絶妙なバランス感が魅力的な楽曲といえるでしょう。ライムのきいた歌詞に、テンポよく流れるメロディが耳に溶け込んでいく様に感じますね。

Locoとウォンジェそれぞれのラップの魅力を引き出した上で、新しい一面を垣間見たような気がします。プロデュースを手掛けたCODE KUNSTのセンスの高さが現れた1曲とも言えるでしょう。
 




 

ウ・ウォンジェが新シングル「SS」をリリース!

SS Feat.Simon Dominic&Hoody
 

 
2019年の4月にリリースされたウ・ウォンジェの最新シングル曲『SS』は、春をテーマにした切なくも美しいメロディが魅力の1曲です。フューチャリングには、AOMGに所属するラッパーSimon DominicとシンガーのHoodyが参加しました。

AOMGの豪華な顔ぶれかつ、Simon Dominicとは初のコラボともあり、2人のコンビネーションに注目が集まりました。ウォンジェもSimon Dominicも特徴的なボイスサウンドを持ち、ラップスタイルも個性がはっきりとしているため、曲に深みを増し、多面的な印象を与えているように感じます。また、Hoodyの透き通った美しい歌声が曲を盛り上げてくれていますね。
 

ウ・ウォンジェの記事まとめ

「Show Me The Money6」が生んだ奇跡の逸材ウ・ウォンジェについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたかでしょうか?

ウ・ウォンジェはAOMGの代表的なアーティストとして、現在はソウルを中心に頻繁に音楽活動をしています。まだ、アーティストとしてスタートして2年弱と浅い経歴ながらも、韓国ヒップホップ界には無くてはならない存在として、名を成し若者を中心として絶大な支持を得ていますが、それはウォンジェの持つ類い稀なる個性と、人々を引き込むまっすぐで正直なメッセージが魅力の音楽によるものではないでしょうか。本格的に音楽活動を始めて以後、休みなく活動しているウォンジェですが、シングルのリリースに続き、今後も彼の生み出す音楽を期待してなりません。
 

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今回の記事の筆者: あーちゃん
今回の筆者のブログ: https://ayanonn06020123.hatenablog.com/

 


カテゴリー: K-POP