ここ数日、Twitterで大荒れになっている事案があります。それが、東方神起の新曲『Love Line』のMVについて。

どうして炎上しているのか。ファンやアンチは、どのように考えているのか。対応にどんな問題があったのか。少し騒動が落ち着いた今、まとめてみました。
 

Love Line炎上の背景

問題になったのは、このMV。2:19頃に、テレビ画面に現れる世界地図から、日本列島が抜け落ちていたのです。

平昌オリンピックの際、大会公式HPの世界地図から、やはり日本が抜け落ちているとして問題になりましたが、今回も同じような事件。




ファンの反応

東方神起の特徴は、日本に熱狂的なファンが多いことです。

少女時代やKARAなど、2010年頃に日本デビューした女性グループは、一度は老若男女にウケたものの、ファンクラブに長く所属するようなファンは、あまり獲得できませんでした。

しかし、東方神起は日本の女性の間で高い人気を得続けており、「Bigeast」(ビギスト)という日本人限定のファンクラブを持っています。熱狂的なファンの中には、韓国はもちろん、ドバイなどで行われる世界ツアーの追っかけをする人もいるほど。

その分、今回の件について落胆する人は多いようです。

「ずっとファンだったけど、次のアルバムは買いません」
「2人だってMVをチェックしていたはずだ」

という強い反発もありますが、

「事務所の反日的な動きに東方神起を巻き込まないでほしい」
「2人が築いてきた、日本のファンとの繋がりを壊さないでほしい」

といった、事務所への批判コメントがより多く見られます。

SMエンターテインメントに批判的なファンの間でも、東方神起が謝罪しないことに対する反発は強い模様。

総じて、日本人ファンの間では、日本が軽視されていることに対する怒りと、東方神起が好きな気持ちが冷まされてしまった、という感覚が広がっています。

一方、韓国人のファンの間では、

「SMは外注しているから、悪くない。もともと韓国のことが嫌いな日本人が騒いでいるだけだ」

という意見があります。

日本・韓国以外のファンの間では、日本に対する共感が強いようです。平昌オリンピックの際のミスが海外でも広く知られており、

「ハラスメントだ」
「日本人が怒っているのも分かる」

というコメントがあります。

(Sponsored by SNOW)

関連記事:日本のセクシー女優3人組SEXY POPCORNは逆境に負けず、韓国で活躍できるのか?!  

ナショナリズムと事務所の対応

韓国のファンが言うことにも、確かに一理あります。

東方神起のファンの落胆に便乗して、もともと嫌韓的な人々が、韓国叩きをしているという現状があります。

「もともと反日的な国なのに、ファンやっている人はバカ」
「K-POPファンは韓国に移住してくれ」

というような、幼稚なコメントも多く見られます。

しかし、さすがに今回の件では、SMエンターテインメントを全面的に擁護するわけには行かない、と思います。

K-POPが世界中で人気を集めている今でも、日本はK-POPにとって最大のマーケットです。だからこそ、ボイーズユニットもガールズユニットも、日本で積極的にスカウトしたり、日本限定の楽曲をリリースしたりして、日本のファンをさらに獲得しようとしているのです。

しかも、東方神起は他のアーティストよりも、より日本に依存して活躍してきました。

そのファンをいらだたせる行動を取るのは、さすがにビジネスセンスがないとしか思えません。事務所が東方神起の足を引っ張って、どうするのでしょうか。

日本のK-POPファンは、誰でも日本と韓国が友好的な関係を続けてほしいと願っているし、韓国と日本が同じくらいに尊重されるべきだと考えていますが、それでも、やはり一人の日本人です。

日本が軽視されているという思いは、巡りめぐって、自分たち日本のファンが軽く見られている、という気持ちにつながりがちです。

もちろんMVも専門の会社に作ってもらっているのでしょうし、悪気があって日本を消したわけではないのでしょう(修正前のMVでは、日本以外の部分も雑で、世界地図とは言えないレベルでした)。

しかし、公開する前に綿密なチェックをするべきです。ましてや平昌(ピョンチャン)の一件の後なのだから・・・

それでも、MVに高評価が多いということは、日本人を含め世界中のファンが、まだ東方神起への期待を持ち続けているということ。

それだけに、SMエンターテインメントが、今後どのような対応を取るのか。今回の問題の責任が東方神起にあるとは思えないので、SMがしっかり対応すべきではないでしょうか。

私が初めてK-POPに触れた頃、SMは韓国を代表するプロダクションでした。今でも大御所ですが、名もない事務所からデビューしたアイドルがヒットする時代、老舗の看板は通用しなくなっています。新興の事務所に押され気味のSMには、慎重なアクションが求められます。

関連記事:ついに公開間近!世界的ユニットBLACKPINK(ブラックピンク)の新曲ティーザーをチェックしよう。



カテゴリー: K-POP韓国情報