メロウな楽曲センスが魅力の新生ラッパーpH-1とは?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
  • URLをコピーしました!

オレンジ色のTシャツに、黒のニット帽。素朴な表情とお洒落なルックスが印象的なラッパーpH-1は、Jay Parkが設立した新レーベルH1GHR MUSICに所属するアーティストです。デビュー以降、ベールに包まれていた彼ですが、今回待望のアルバム『HALO』が発売されました。

今回の記事では、彼のプロフィールからNEWアルバム『HALO』収録曲まで、詳しくご紹介します。
 

目次

pH-1のプロフィール

本名: 박준원,(パク・ジュンウォン),Harry Park
国籍: アメリカ合衆国
生年月日: 1989年7月23日
血液型: O型
出身: ソウル特別市出身
所属レーベル: H1GHR MUSIC RECORD

アメリカ国籍のラッパーpH-1は、ソウルの小学校を卒業したあと、12歳の頃にアメリカに移住したようです。その後15年をアメリカで過ごし、ボストン大学を卒業しています。

それも生物学専攻で、理系派の才能の持ち主。英語も堪能なpH-1のラップには英語詞がナチュラルに盛り込まれており、自然に融合された歌詞が特徴的です。

pH-1という名前は、韓国名の名字박(パク)のp、英語名のharryのh、韓国名の준원(ジュンウォン)から1(ワン)を組み合わせてph-1と名付けたようです。

2015年、彼が公開した『sugoi』のMVを見たJay Parkがコンタクトを取り始めたことがきっかけで、2人は知り合いました。その後、2016年に彼が発表した『perfect』のMVにはJay Parkも登場しています。

2017年には、Jay Parkが新たに設立した音楽レーベルH1GHR MUSICに加入し、グローバルを視野に入れた音楽活動を開始しました。H1GHR MUSICには、韓国の人気プロデューサーであるGroovyRoomや、Woogieが所属しています。

また、Sik-KやHAONなど、近年の韓国HIPHOP界を大きく盛り上げている話題のアーティストたちが在籍していることもあり、pH-1は、1stアルバムをリリースする前から話題を呼ぶことになりました。
 

pH-1の人気を高めた”SMTM”

加入発表後、pH-1は韓国で最も有名なラップオーディション番組「Show Me The Money777」(SMTM)へ参加を果たしました。放送当初から、注目の的だった彼は1話からハイレベルなラップスキルを披露し、プロデューサーからも「声が良い」と高評価を得ていました。

その後のラップファイトマネー戦では、自身の得意ではないビートでステージに上がることになり、本調子を出せず1次敗退してしまいます。しかし、その後敗者復活を果たしてCODE KUNST & Paloaltoチームへ加入し、見事本戦出場を果たします。

第1回戦では兄弟レーベルであるAOMGのラッパーWoo(Woo Wonjae)がフューチャリング参加し、人間の複雑で繊細な感情が詰め込まれた、メロディアスな曲を披露しました。

彼のハイトーンなボイスと、Wooの低トーンで重みのあるラップが絶妙に組み合わさり、深みのある楽曲にまとまっています。紙吹雪が舞い散る中のステージは圧巻だったようですね。

その後のセミファイナルでは、優勝候補のNaflaとの対決でした。セミファイナルで披露した『주황색』(オレンジ色)には、なんとフューチャリングにJay Parkが参加しました。

所属事務所の社長登場に、観客の歓声は最高潮。ダンスミュージック風の楽曲が、それまでのpH-1の伸びのある、柔らかなイメージとはまた違った一面を見せてくれた様に感じます。本人の好きな色だという”オレンジ色”が表現されたステージは、陽気で明るい気持ちにさせてくれますね。

残念ながらセミファイナルでpH-1は敗退してしまいましたが、SMTM777の出演を機に韓国中に名前を知られることになり、一気に人気ラッパーへと仲間入りを果たしました。

SMTM777で優勝を果たしたのは、MIKIT RAINのNaflaでしたが、今回の番組出演で売れっ子ラッパー入りを果たした1番のアーティストはpH-1だったのではないでしょうか。
 

待望のアルバム『HALO』注目曲を徹底紹介!

SMTM出演後、コンスタントに音楽活動を行ってきたpH-1が、先日ついに待望の正規アルバム『HALO』をリリースしました。全12曲収録された今作品を発売以降、H1GHR MUSICに所属するアーティスト共に、アメリカを周るツアーを行っています。

また、今回のアルバム発売に合わせて、本人がデザインに携わったグッズも発売しました。グッズは、発売初日に完売するほどの人気ぶりだったようです。グッズのデザインもオシャレで、普段使いしやすそうなものも多く若者たちからの関心が高かったようでした。

彼の好きな色であり、イメージカラーでもある”オレンジ”が前面に出たアルバム「HALO」。今回の楽曲は、最近H1GHR MUSICに加入したMokyoが全曲のプロデューサーとして参加しています。

アーティスト性が高いMokyoと意見を交わしながらアルバム制作をしている様子がYoutubeにも上がっています。アイデアを巡らせながら楽曲を作っている様子から、ph-1の音楽に対する強いこだわりや思いを感じますね。

彼のフィーリングがぎゅっと詰め込まれたアルバム『HALO』。その中でも何曲かを厳選してご紹介します。
 

Malibu (Feat. The Quiett, Mokyo)

ILLIONAIRE RECIRDSの代表者の1人であるThe Quiettと、H1GHR MUSICのメンバーであるMokyoがフューチャリング参加した楽曲『Malibu』は、心地のいいサウンドが魅力の1曲です。pH-1のこれまでのイメージとはまた違った、ダークテイストな楽曲で低トーンが特徴のMokyoやThe Quiettのラップとマッチングしており、新しいpH-1の音楽性を垣間見れますね。
 

Like Me

今回のアルバムのタイトル曲でもある『Like Me』は、これぞpH-1だと言わんばかりの、メロウで情緒溢れる切ない歌詞が魅力の楽曲です。明るいテンポに乗せられた、男性の切ない恋愛が胸を締め付けます。

悪い女性に恋をしてしまったと分かっていながらも、その人のことで悩む複雑な心情を綺麗にまとめています。pH-1の楽曲は、サビにかけての盛り上がりが絶妙でついリピートして口ずさんでしまいたくなりますよね。
 

Push Me (Feat.Owen Ovadoz,Paloalto)

pH-1とSOUS CHEFSというユニットを組んでいるラッパーOwen Ovadozと、Show Me The Moneyで同グループだったpaloaltoがフューチャリング参加した、『Push Me』。pH-1の独特なグルーブに絶妙なアクセントとして、2人のラップが組み合わさった楽曲です。

Owen Ovadozやpaloaltoはワードも多くかつ、はっきりとした滑舌でラップをするので、pH-1の流れるようなラップとの相性がよく曲の雰囲気に深みを増します。3人とも所属レーベルはバラバラですが、ここ最近積極的にコラボをしているように見えます。3人の音楽性や相性がいいのかもしれないですね。
 

Till Die (Feat, Jay Park)

アルバムの最後から2番目に収録された『Till Die』は、Jay Parkがフューチャリングに参加しています。全て英語で書かれたこの楽曲は、”’Cause I’ma do this ’til I die”(僕は死ぬまでやる)というサビが特徴的です。

Jay Parkとは何度かコラボしていますが、2人の声の相性が良いのかどの曲も完成度が高く、耳に心地よくまとまっているように感じます。自分の人生や、命をかけて挑んでいるもの(音楽制作)や未来への意志など、Jay ParkらしくH1GHR MUSIC色を感じるメッセージ性の高い楽曲ですね。
 

『HALO』収録曲
01. Alright
02. HYFR
03. Malibu (Feat. The Quiett, Mokyo)
04. Lights Out (Feat. チャン・ソクフン)
05. Push Me (Feat. Owen Ovadoz, Paloalto)
06. Like Me
07. Boat Ride
08. Rain Man (Feat. Ted Park)
09. Olaf (Feat. Coogie)
10. Dirty Nikes
11. Til I Die (Feat. Jay Park)
12. Making Film (Feat. Mokyo)
13. Never Give Up (Feat. G.Soul) [CD Only]

pH-1の記事のまとめ

韓国の新生ラッパーpH-1をご紹介しましたが、いかがでしたか?

Jay Parkが設立した新事務所のH1GHR MUSICに所属するも、それまでベールに包まれていた彼の存在が、Show Me The Money777での活躍後、爆発的に人気に火がつきました。

2017年以降から、韓国の人気ラッパーやアーティストと幾度と楽曲制作活動を行ってきた彼が、待望の正規アルバムを発売。彼のイメージカラーであるオレンジ色が前面にあしらわれた、おしゃれなパッケージのアルバムは韓国では既に大人気のようです。

アメリカツアーも順調にこなしている彼。2018年に1度日本に来てライブを行ってくれたようですが、今年はどうでしょうか。待望のアルバムも出たことなので、また日本でもラップを披露して欲しいですね。彼の今後の活躍に期待です!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次